0000Z00ノズル MS9000SE-CHUツイザーズノズル
MS9000SAN-III、MS9000SE型のリワーク装置は、Z軸が全自動ですので、ノズルの形状が従来のMSシリーズ用ノズルとは接続方法が異なります。 但し、フード部は全く同一仕様ですから、その部分を交換して使用することは可能です。
形式名は、従来のノズルの品番に-IIIを加えて呼びます、たとえば2727B10Mは、2727Z10となります。
チップサイズ部品用のツイザーズノズルは、0402から2012までのチップに対応できます、サイズごとにスペーサーを交換し、ツイザーの開きを調整する構造です。 機構部にオイルレススライドベアリングを採用し長寿命でオイルの供給など不要なメンテナンスフリーとなっています。
MS型ノズルの概要 |
MS型標準ノズル 4箇所吸着式ノズル 部品クリップ式ノズル BGAソケットノズル |
部品はセンタービットとビットリングで吸着保持されます。ビットリングは上下に移動し、部品の吸着力を高めます。センターバキュームビットの高さは可変です。高さ調整用ナットを緩めて(h)を調整します。あらゆる種類のSMDに対応したノズルの製作が可能です、(たとえば、コネクター、シールドカバー、積層パッケージなど)センタービットは特殊な形状部品に対応させることも可能です。(たとえば、4箇所を吸着させるなど) |
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ノズルの準備 |
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BGA(その他の部品)をセンタービットに吸着させビジョン機能で位置決めして搭載する場合、ノズルの部品保持幅を出来るだけ少なく(0.5mm程度)すると作業性がよくなります。加熱する際には部品の吸着を止めますので、その場合部品は僅かに基板上へ落下します、そして加熱に最も良い環境(下図)を作ります。 |
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ノズル形式 | パッケージサイズ | ノズル内径 |
0505B05M | 5.0x5.0mm | 5.5x5.5mm |
0507B05M | 5.0x7.0mm | 5.5x7.5mm |
1010B05M | 10.0x10.0mm | 10.5x10.5mm |
1111B05M | 11.0x11.0mm | 11.5x11.5mm |
1212B05M | 12.0x12.0mm | 12.5x12.5mm |
1515B10M | 15.0x15.0mm | 16.0x16.0mm |
2020B10M | 20.0x20.0mm | 21.0x21.0mm |
2525B10M | 25.0x25.0mm | 26.0x26.0mm |
2727B10M | 27.0x27.0mm | 28.0x28.0mm |
3030B10M | 30.0x30.0mm | 31.0x31.0mm |
3535B10M | 35.0x35.0mm | 36.0x36.0mm |
4040B10M | 40.0x40.0mm | 42.0x42.0mm |
4545B10M | 45.0x45.0mm | 46.0x46.0mm |
改良などの理由により、概観、仕様が変更される場合があります。