MSX600 シリーズのX線検査装置は、新たに開発したミリホーカス式X線発生器とCMOSデジタル検出器の採用で低コストながら良好な画質を得ることに成功しました。X線発生器は密閉空冷式ですので、メインテナンスが容易で、しかも安価です、僅か4本のボルトを緩めるだけで簡単に交換作業が完了できますので、お客様での交換が可能です。安全には万全を期して堅牢なボディでX線の漏洩を確りと抑えながら、操作の容易さを両立させました。XYテーブルは電動です、コントロールはX線遮蔽窓から目視しながら外部操作で行いますが、X線の照射位置は赤いレーザービームで確認出来ます。装置は卓上型としてご利用いただけますが、床置きとしてのご利用も可能としました、省スペースを目指した設計です。 |
レーザービーム |
MSX600X線検査装置
MSX600は、250万画素のCMOSデジタルカメラの採用で、鮮明で良好な画質の出力が得られます。
検出面積は16x22mmがT画面上 で確認が出来ます、映像倍率は10から約100倍まで可変となります。
その他、画質改善機能や検出画素数の変更などに依って、画面の認識状態を調整することが出来ます。
標準付属品としてマニュピレータ―が添付されていますので、資料の取り付け角度を変えて様々な角度からの透視画面をえることもかのうです。小さな資料であれば360度自由な角度でのX線撮影も可能です。
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イメージサンプル
67KV 0.2mA 50倍率 |
MSX600-RT型スイングツールで資料を0--360°回転させることが可能です。
小さな部品であれば、付属の手動マニュピレーターを使って360度スイングさせることも可能です。(写真のツールに基板を取り付けて回転させ固定します。) |
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MSX600卓上
MSX600床置き使用
MSX600は、作業テーブル上で使用しますが、床置きで使用することも可能です。
項目 | MSX600 | MSX600-(L) | |
基板サイズ | 330W x 440Dmm 最大 | ||
テーブルストローク | 180Y x 180X mm 最大 | ||
XYテーブル駆動 | 電動 | ||
XYテーブルサイズ | 330W x 450D mm | ||
リモートコントロール | オプション | ||
X線管電圧 | 100Kv 最大 | ||
X線管電流 | 400μA 最大 | ||
焦点サイズ | 100μmm | ||
X線管冷却方式 | 空冷(密閉式) | ||
傾斜角度 | 0度 | 0〜50度 | |
X線漏洩線量 | 1μSv/H以下 | ||
X線防護方式 | X線防護特殊キャビネット | ||
透視拡大率 | 10倍以上 | 最大約100倍 | |
検出器 | CMOS 視野22Hx16Vmm 230万画素 (Cig E) | ||
PC | デスクトップ | ||
CPU | Intel Core i3-6100 (3.7GHz 2C/4T L3:3MB) | ||
メモリ | 4GB DDR4 SDRAM | ||
ストレージ | 3.5" HDD 1TB SATA | ||
OS | Windows 10 IoT EnterPrise 2019LTSC 32bit | ||
LCD | 17インチ LCD | ||
画像処理ソフト | GXビジョン画像改善機能付き | ||
電源 | AC100V 500VA | ||
本体サイズ | 740W x 925H x 700Dmm | ||
重量 | 約160Kg |
改良などの理由により、概観、仕様が予告なく変更される場合があります。